「ナカタニを叩けば…」中谷潤人の初防衛戦、敵陣営の大物プロモーターが語った野心 井上尚弥戦にも言及「照準を合わせられる」
その中では、アストロラビオをプロモートするMPプロモーションのショーン・ギボンズ氏のコメントも掲載。「ビンセントは最初のタイトルマッチで多くのことを学んだ。その経験をこの試合に活かすだろう」と中谷戦への期待を寄せている他、スーパーバンタム級で4団体のベルトを保持する、井上尚弥(大橋)への関心も示している。
ギボンズ氏は、「この階級でチャンピオンになれば、誰もがイノウエに照準を合わせられる」と述べており、さらに「ナカタニが今まさに野獣とみなされており、来年のイノウエの対戦相手になる可能性があることは分かっている」と日本人王者の今後にも言及。
その上で、「我々がナカタニを叩けば、とんでもないことになる。さらに、WBCのタイトルを獲得することは、常に最大かつ最も名誉ある成果である」と大一番への意欲を語っている。
果たして、大物プロモーターの期待通り、フィリピン人チャレンジャーは無敗の王者・中谷に土をつけることは出来るのか。そしてその先に見据える「モンスター」との対戦への見込みも含め、7月のタイトルマッチはさまざまな可能性を秘めた戦いとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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