往年の助っ人が騒動の“火消し役”に 韓国代表の次期監督候補に元Jリーガーがリストアップ 地元紙報道

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 現役時代にベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)と柏レイソルでプレーしたホン・ミョンボ氏は、2004年の引退後に指導者に転身。韓国代表でもロンドン五輪に出場したチームを率い、同国のサッカー史上初となる銅メダル獲得を達成するなど実績は十分だ。Kリーグの蔚山現代を率いた2022年には国内リーグ制覇に導き、年間最優秀監督に選出されてもいた。

 一方で主にジェフユナイテッド市原(現ジェフ千葉)で活躍し、「ハゲワシ」の異名を取った点取り屋だったチェ・ヨンス氏も2006年の現役引退後に指導者に転身。Kリーグの名門FCソウルや、中国の江蘇蘇寧(現江蘇足球倶楽部)などアジアの主要クラブを歴任してきた。

 いずれもKFAが求める“リーダーシップ”を兼ねた指揮官だが、現時点でどちらがふさわしいのか。日刊紙『朝鮮日報』は「3月までに正式な新監督を選任するのは難しいだろう」と予測。そのうえで「国内にいる監督で臨時体制を発足させ、“火消し役”を担わせる可能性は大いにある」と推察している。

 会長と蜜月関係にあったとされるクリンスマン監督を更迭する一大決心を下した韓国。この苦境からチームを救うのは、日本を知り尽くしている元助っ人スターたちとなるのだろうか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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