10カードぶりに勝ち越しの中日に希望の光 脅威の「.333」 "隠れ首位打者"の存在とは
村松は好調を維持している(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
中日は5月22日の巨人戦(東京ドーム)に4-2の逆転勝ち。10カードぶりのカード勝ち越しとなった。
組み替えた打線が機能した。この日は5番にオルランド・カリステを配置。カリステは6回二死一、二塁から細川成也に続く2点適時打をマーク。右翼フェンス直撃の逆転の適時打を放ち、二塁塁上でベンチに向け、喜びのポーズを示した。
【動画】好投していた堀田は6回にカリステに二塁打を浴びるなど、逆転を許した
ここまで好投しながら勝ち星にめぐまれなかった先発左腕、小笠原慎之介に待望の2勝目をプレゼントした。
主軸の中田翔を故障で欠く中、5番打者で不安定な起用が続いていたが、この日のカリステの活躍はチームに勇気を与えるものとなった。
また存在感を示したのは「1番・遊撃」で先発した村松開人にもあった。3回に左前打、7回にも中継ぎの馬場から中前適時打を放つなど、5打数2安打1打点と勝負強さを発揮。これで5月に入って7度目のマルチ安打を記録と好調を維持している。
規定打席にはわずかに足りないものの、打率「.333」と、"隠れ首位打者"ともなっており、まもなく打率リーディングにも名を連ねそうだ。
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