三笘薫の長期離脱で大打撃のブライトン 守備重視へのシフトを海外メディアが示唆
三笘の欠場だけでなく、ジョアン・ペドロの負傷も痛手だ(C)Getty Images
ブライトンの三笘薫は背中を負傷したことにより、今季残りの試合欠場する見込みであると報じられている。先月上旬まで行なわれていたカタール・アジアカップからクラブに復帰後、プレミアリーグ2試合に出場するも、2月24日の第26節、エバートン戦を前に、ロベルト・デ・ゼルビ監督より長期離脱となることが発表された。
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現在リーグ9位につけており、シーズン終盤に向け上位浮上を見据えるブライトンにとって、日本人ドリブラーの負傷は大きな痛手であることは言うまでもない。今季はヨーロッパリーグ(EL)の舞台にも立ち、ビッグクラブへの移籍も噂されるなど、欧州でもその存在感を示していた三笘の離脱は、海外メディアで現在もその影響について論じられている。
世界のスポーツ情報を発信する『LastWordOnSports.com』は3月5日、三笘が負傷離脱となったことを特集記事として扱っており、「ロベルト・デ・ゼルビ監督が、カオル・ミトマが背中の負傷で今シーズンの残り試合を欠場する可能性が高いというニュースを伝えて以来、ブライトンは2敗を喫した」と綴っている。
さらに「得点王のジョアン・ペドロが太ももの故障で欠場を続け、チーム全体が負傷者であふれている中、日本代表FWの欠場というニュースは、アルビオンの攻撃と、再び欧州カップ戦の出場権を得る可能性に打撃を与える」と指摘。三笘らが不在となることが予想されるチームの今後を見通している。