“サッカーの母国”で高まる三笘薫の声価 マンUの伝説OBも獲得競争の参加を訴え「僕なら獲得をためらうことはない」
ブライトンで存在感を高め続けている三笘。(C)Getty Images
世界最高峰と言われるイングランドのプレミアリーグで一躍ブレイクを果たした日本人アタッカーは、強豪クラブにとっても垂涎の的だ。日本代表MFの三笘薫である。
昨シーズンからブライトンでプレーする三笘は、今季も成長著しいチームにおける絶対的な主力として君臨。公式戦25試合で3ゴールながら6アシスト。プレミアリーグにおける決定機創出回数(6)は、ドイツ代表MFパスカル・グロスに並ぶチームトップだ。
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相手守備陣からのマークがより厳しくなるなかでも、目に見える結果を残す三笘には、メガクラブへのステップアップの期待も高まっている。一部の英メディアでは、マンチェスター・シティやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーというプレミアリーグの“超名門”からの関心が報じられている。
いずれのニュースも噂の域は出ていない。しかしながら、プレミアリーグの水に完全に慣れた感のある日本人スターが、「サッカーの母国」で声価を高め続けているのは紛れもない事実だ。それを物語るのは、三笘を目の当たりにしたレジェンドたちの声である。
英ブックメーカー『Betfred』の公式サイトで、元マンチェスター・Uのルイ・サハ氏は「もしも、僕が選べるのなら、カオル・ミトマの獲得をためらうことはないね」と断言。三笘のポテンシャルを高く評価するとともに、古巣へ獲得を推挙した。
「彼は試合の展開の中で自分のポジションをどこに取るべきかをよく分かっていて、何よりも努力家だ。ゲームを常に研究していることがわかるんだよ。そういう特徴を考えると、なぜ、ミトマがプレミアリーグに簡単に順応できたのかも理解できるし、マンチェスター・ユナイテッドにもぴったりだと思う」