石井楽天 痛恨の敗戦でにわかに注目集める監督の「去就問題」とは
一方、同監督の去就に注目が高まる理由もある。
「一つにはGM兼任監督という役職です。編成トップとして様々な情報を取捨選択する立場にもあり、日頃から忙しい。現場の指揮はほかの人間に任せたほうがチームのためにもいいんじゃないかという声は絶えないようです」(球界関係者)
一方、GMとしての手腕は高く評価されている。これまでも18年オフには西武からFAとなった浅村を獲得、昨季は8年ぶりとなった田中将の日本球界復帰をアシストするなど、「剛腕」を発揮してきた。
現役時代から「つかみどころがない」などとされてきたが、一方では「西武時代などが特にそうでしたが、後輩の面倒見もいい。メジャーも経験し、幅広い見地からアドバイスを送れることで選手からの信頼も厚い」(同)
特に今オフ、楽天は主砲・浅村の2度目のFAを迎える。ほかにも田中将、辛島、岡島など注目選手もFAを取得しているとあって、残留交渉に関しても石井GMの力が必要と見られている。
15日の敗戦後は「起きていることは変えられないので、チームとして頑張っていくことが大事。しっかりと切り替えてやるしかない」と前を向いた石井GM兼任監督。残り14試合、様々な角度からその戦いぶりに注目が高まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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