巨人・岡本和 「4番はく奪危機」 本人のためにもなるといわれる「理由」とは
巨人は3日の阪神戦(東京ドーム)に1ー2で敗れ、4連敗。借金は7まで膨らんだ。先発の戸郷は8回2失点と試合を作ったが、打線の援護がなかった。
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好投する阪神・伊藤将相手に吉川が5号ソロを放つも反撃はそこまで。試合を見守った原監督は「もう少しバットを振れないといけないなというところはありますね」とコロナ禍明けと苦しい状況ながら、5安打1得点に終わった打線に奮起を求めた。
注目を集めるのは4番・岡本和だ。2回の第1打席で左前打はマークしたものの、その後は沈黙。1点を追う9回二死無走者の場面では中堅への飛球がもうひと伸びせず、ゲームセット。これで15試合連続ノーアーチ、打率も・244と落ち込んでいる。
不動の4番を信頼し、ここまで原監督も打順をいじることはしていないが打撃低迷が長く続くことで「岡本は1度、4番から外したほうがいい」という声もある。
元々岡本和は責任感が強いタイプとあって、ベンチでも「自分が打てないから負けた」と思い悩む日々だという。さらに現在の打撃の状態は「打てる球の見極めができていない。難しい球を打ちにいってアウトになっている」(球界関係者)。
こういった状態であることから、重責がかかる4番を外して、楽な打順で打たせてはどうかというのだ。
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