巨人・岡本 指揮官が指摘する「中田を抜けない理由」とは
現在の岡本和についてはこんな声もある。
「打率はだいぶ戻してきたが、得点圏、好機のときに1本が出ない。そのあたりで4番打者としては中田との差を感じる」(球界関係者)
現在4番の中田は9月の打率・230ながら、8本塁打、21打点。得点圏打率は・438を記録している。一方の岡本和は9月の打率・324ながら5本塁打、7打点、得点圏打率は・250となっている。
打点、得点圏打率の数字の違いが「チームの信頼感」に影響しているという見方もある。
昨季は全試合4番としてフル出場。2年連続本塁打、打点の二冠に輝くなど、飛躍の年となった。一方でチームはV逸。迎えた今年、V奪回の立役者となるべく活躍が期待されるも、本人にとっても不完全燃焼のシーズンとなっている。
いずれにせよ、泣いても笑ってもレギュラーシーズンは残り2試合。戦力を結集しなければ、勝ち上がりは難しい。悔しい思いをここで晴らせるか。岡本和のバットにも注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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