巨人激震、岡本和真前半戦絶望の悲報 長期離脱の要因に球団レジェンドOBが見解 「首脳陣の責任」も指摘
主砲不在の中、阿部監督がいかに必勝オーダーを組んでいくかも注目となる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
開幕から好調に走っていた巨人が緊迫の事態を迎えている。
5月6日の阪神戦(東京ドーム)に「4番・一塁」として先発出場した主砲・岡本和真が、初回に中野拓夢との接触プレーで左ひじを痛めた。
【動画】6日の試合で左腕、井上が森下に5号2ランを許したシーン
初回無死一塁の場面で中野の三塁線への送りバントを処理したプロ初先発のドラフト2位ルーキー、浦田俊輔の送球がややファウルゾーン側にそれた。
必死に捕球してタッチにいった岡本と打者走者の中野が交錯する形となり、岡本の左手が持っていかれるような形となってしまった。
岡本は7日に登録抹消。当初は左肘の「筋損傷」とされていたが、再度診断を受け「左肘じん帯損傷」の重症とわかった。全治まで一般的には3か月ほどかかるとされ、前半戦は絶望、長期離脱が避けられない事態となった。
お互い全力プレーの中での何とも痛ましいアクシデントをめぐっては球界内からも考察の声があがっている。
巨人の監督も務めたレジェンドOBの堀内恒夫氏は自身のブログ「今日もどこかであくたろう」を7日に更新。
「岡本和真が長期離脱となった」とタイトルづけられた記事の中で、6日のアクシデントについて触れている。
同ブログ内ではまず先発左腕の井上温大について「力のないピッチングだった」とピシャリ。2回に好調な森下翔太に5号2ランを許すなど、3回8安打6失点で2敗目を喫した。同氏はこれまでも井上の力を認め、助言してきたとあって「いかに貯金が作れるピッチャーになるか」とさらなる高みを目指してほしいとした。






