巨人激震、岡本和真前半戦絶望の悲報 長期離脱の要因に球団レジェンドOBが見解 「首脳陣の責任」も指摘
そして続いて、「巨人に一大事が起きた」として、プレー時の岡本の状況を説明。
岡本が捕球時に伸ばしたグラブを持つ左腕が変な曲がりかたをした瞬間に「ダメだ」と感じたという。原因には浦田の送球ミスを指摘。「交錯するところにボールは投げない」「これが内野手の基本だからだ」と続けた。
このプレーに対し、危険性を岡本も「感覚でわかったかもしれないが」「捕ってやることに必死で無理をしたのかもしれない」と主砲を気遣った。
その上でオーダーを組んだ首脳陣に対しては厳しい目を向けた。
「でも、最終的には浦田をサードで起用した首脳陣の責任 そうなるだろうね。」とコメント。
理由として、この試合が浦田のプロ初スタメンだったことを受けて「新人選手を使うということは何かしらのミスが起きると想定するもんでね」「しかも浦田の本職はショートなんでしょ。より(ミスの)確率は高くなるよね」と万全の準備、想定をしていたかと首脳陣の判断に疑問を呈した。
その上で岡本の存在に関しては代役4番に誰がいいかと質問されたとした上で「岡本の代わりはいないんですよ」と昨年も全143試合で不動の4番を務めた主砲の代わりはいないとしながら、「全員でカバーする」ことが大事とした。
最後は浦田に対しても「反省は1度きり。それ以上は自分を傷つけるだけ」として、「君もチームの力になるように。」と背中を押すことも忘れなかった。
岡本が抹消となった7日の試合は昇格即、「7番・三塁」でスタメン起用されたベテランの坂本勇人が勝ち越しの適時二塁打をマーク。6-4と阪神を下し、今季東京ドームにおいて阪神戦初勝利を飾った。
お立ち台では「和真の代わりにはなれないですけど、戻ってくるまでみんなで頑張ります」と言葉に力を込めた背番号6。苦しい戦いが続くのはわかっている。それでもけん引してきた主砲が再び戻ってくる日まで、チーム一丸となって必死に戦っていくのみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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