巨人・岡本和真、このままでは今季「無冠」に 最大の敵は味方の投手陣だった!?
「今季の村上は巨人戦で打率2割1分7厘と一見、巨人の投手陣を苦手にしているように見えるのですが、打点は対戦する5球団でもトップタイの19を稼ぎ、本塁打も5発をマークしています。特筆すべきは得点圏打率が3割5分をマークしていること。つまり、巨人の投手陣からすれば、『ここ一番こそ抑えなきゃならない』という場面で、ことごとく村上に痛打されているということなのです」(前述の記者)
アーチを放ち、悠然とダイヤモンドを一周する村上。その光景を定位置のサードで見届ける岡本の心中は穏やかではないでしょう。
巨人がCSで下剋上を果たす上でも「村上封じ」は絶対条件。いや、まだまだリーグ戦は60試合以上、残っています。いかに苦手意識を植え付け、その打棒を抑えられるか。そして岡本のバットが大好きな夏場に、本領発揮できるか。ペナントの行方はもちろん、二人のスラッガーの競演にも注目していきたいものです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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