【巨人】岡本和真が打率&打点の「2冠」好調キープの裏にある”数字” チームを引っ張る4番
打撃好調の岡本和真がチームを引っ張る(C)産経新聞社
巨人の岡本和真が4月9日のヤクルト戦(鹿児島)で4打数2安打3打点と活躍した。4番の活躍でチームは3-1と勝利し、勝率5割に復帰した。V奪回を目指す巨人にとって4番の一打は頼もしい限りだ。
巨人にとって5年ぶりの鹿児島での試合で岡本のバットがチームに勝利を呼び込んだ。1点をリードされた5回一死二・三塁の場面、カウント0-2からヤクルト先発の小澤怜史が投じた3球目のスライダーを捉えると、左翼への2点適時打となった。
さらに7回には貴重な追加点となる2号ソロを左翼席へ放り込み、この日3打点目を挙げてチームの全打点を叩き出した。
5回の2ストライクと追い込まれながらもしぶとく左前へ運んだ一打は、岡本が好調をキープできている要因のひとつに挙げられる。
岡本のカウント別の打率を見ると、0-2では打率.167とまだ低い数字だが、1-2では3打数3安打と打率10割を誇っている。2-2では打率.273と2割後半の数字をマークしており、フルカウントでは5打数3安打で打率6割と、追い込まれてからいかに勝負強い打撃を披露しているかがわかる。
1 2