G岡本 真の主砲へ 主将・坂本から課せられた「特命」とは
巨人の岡本和真内野手(25)が19日、自主トレを公開した。2年連続で本塁打と打点の2冠に輝いた若き主砲だが「去年は全てにおいて納得のいくものではなかった。まだまだ上を目指して頑張りたい」とキッパリ。さらなる高みを目指す。
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昨季は全試合で4番を任され、自己最多の39本塁打、113打点をマーク。一方でポストシーズンは故障もあり、クライマックスシリーズは全試合とも出場できず、悔いの残るシーズンともなった。従来型よりも長く、10グラム重いというニューバットを試す裏には課題とする打率を上げたいという狙いもある。「より扱いやすいように。キャンプでしっかり振って(体に)なじませていきたい」と語った。
今オフの自主トレでは阪神・井上広大外野手(20)との呉越同舟トレも注目を集めた。今や他球団の選手との自主トレはトレンドともなっているが、教えを授ける立場になって気づいたこともあるという。改めて自身の打撃メソッドを見直すことにもなり、「僕自身、いい時間になった」と充実の時間を過ごしたようだ。
今季V奪回を目指すチームで原監督からは不動の4番を命じられるなど、年々信頼感は高まっている。そんな岡本和にさらなる成長を願って、主将の坂本からはこんな願いがひそかに飛び出している。
「ヤクルトの若き主砲の村上を見習ってほしいというのです。特にピンチのときの声がけ。専ら巨人では主将の坂本の役目となっていますが、そろそろ岡本にもチームを引っ張る意味でもそういった自覚を持ってもらいたいと思っているようです」(放送関係者)