巨人主砲・岡本和真が見せた「意地」 打撃以外でも評価高める「ポイント」とは

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2年連続ゴールデン・グラブを受賞している岡本和(C)Getty Images

 7日のオリックス戦(京セラドーム)に巨人は10-0と大勝。16安打10得点と今季初の2桁得点と勢いをつけてきたチームでは主砲・岡本和真の攻守にわたっての貢献も評価されている。

 「4番・三塁」で先発出場した岡本和は初回の第1打席で中前打を放ち、先制点につながる働きを見せると、先頭で入った4回の第2打席でも三塁強襲安打でチャンスメイクに貢献とこの日もマルチ安打をマーク。これで交流戦打率は日本ハム加藤豪将に次ぐ打率・467で12球団中2位、本塁打4(同1位)、打点8(同2位)と3部門で上位を占めている。

【動画】交流戦好調な岡本和が守備でも魅せる!4回二死一、二塁から野口の三遊間を抜けそうな打球をダイビング、膝つき送球でアウトにしたシーン





 また、この日は好調な打撃以外で首脳陣を喜ばせたのは守備面にもあった。2点リードで迎えた4回二死一、二塁で野口智哉が放った三遊間を抜けそうなライナーにダイビングキャッチ。打球はこぼれたが、すぐさま拾って、膝をついたまま一塁へ送球。一塁を守る名手、中田翔が難しいハーフバウンドをカバーし、ピンチを脱した。このスーパープレーには原監督も「守備でも貢献したね」と目を細めた。

 ここ最近は再び三塁を守るように。ドラフト4位ルーキー、門脇誠の守備力を買って三塁起用を続けていた首脳陣だが、その裏には、今季守備でらしくない姿を見せることもあった岡本和に刺激を与える狙いもあったとされる。

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