ロッテ・福浦和也 2000本達成の「源」となった動作、ルーティン【千葉ロッテ選手が大切にDOする言葉】
嘘でも嬉しかった言葉
(c)千葉ロッテマリーンズ
月日は流れた。山本氏は2016年4月23日、64歳で永眠した。福浦は年齢を重ねてもアドバイスを忘れることなく毎打席、ルーティンを繰り返しながら2000本のヒットを積み重ねた。43歳の今も球界最年長野手として現役を続けている。
「オレの野球人生の最後まで見届けて欲しかった。寂しいよね。天国で見守って欲しい」
投手から野手転向を進めてくれた恩師。
二軍監督時代には二人三脚で特打を繰り返し今の土台を作った。そして忘れることのない数々のアドバイスをくれた。ルーティンの大切さを熱く説いてくれたあの日、もう一つ言われた事がある。
「オマエが打つようにならないとマリーンズは勝てないんだ」
嘘でも嬉しかった。その言葉を励みに、チームに貢献する打撃を磨いてきた。そしてこれからもマリーンズを引っ張る。
[文:千葉ロッテマリーンズ・広報 梶原紀章]
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