「この打線では来季も厳しい」2年連続最下位の中日に球団OBが本音 FAで補強すべきとした選手とは?
その上で、獲得を目指すべき候補として挙げたのが、西武の山川穂高。田尾氏は「西武では今季、途中から試合にも出られなくなりました。しかし、もし来季、一軍出場が可能となるのならば、しっかり調査して獲りに行ってもいいのではないでしょうか」と語っており、さらに「彼が1人、入るだけで打線の厚みがガラッと変わると思います」と得点力の向上が見込めると述べた。
他にも田尾氏は、FA権行使の噂も囁かれている巨人の中田翔や、来季への契約が不透明とされる外国人、阪神のノイジーや楽天のフランコなどの名前も挙げている。
また、補強の話題では他にも、フロントに対しての要望も。田尾氏は選手の獲得は「人と人の交渉事」であるとして、「他球団と本音で話し合える人、そういう役割の人を1人でもフロントに置かないといけない。ドラゴンズはそういう点も重要視するべき」と論じている。
「とにかく、最低1人は20本以上を期待できるバッターを補強すること。これができれば、ドラゴンズは一気に変わっていく気がします。投手陣が良いだけに、この2年連続最下位はさみしすぎますね」
動画の最後に、田尾氏は古巣の低迷について、そう心境を吐露している。そして、現場、フロントと、チーム全体に大きな変化が必要であると感じているのはOBだけではなく、多くのファンも同じ想いであるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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