5試合60失点、48四死球…日ハム戦で物議を醸した韓国名門の大乱調に母国紙も嘆き「これはひどすぎる」

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元阪神のオ・スンファンらベテランを擁するサムスン投手陣。そんな彼らの乱れっぷりは波紋を広げている(※写真は2020年のもの)。(C)Getty Images

 まさかの乱調に嘆きの声が上がった。

 日本でも波紋を広げたのは、2月17日に沖縄県名護で行われた日本ハムとKBO(韓国プロ野球)のサムスンの練習試合だ。

【動画】韓国球界で波紋! 元阪神のサムスン投手が見せた怒りのボール投げ入れ行動





 沖縄で春季キャンプ中のサムスンはこの試合でなんと15個の与四死球(8四球、7死球)を記録。初回から松本剛に死球を与えると、野村に四球、万波にも死球で満塁とされるなど投手陣が乱れ、3-18の大敗。新庄剛志監督も苦言を呈する展開となっていた。

 この日本ハム戦を含め、今春のサムスンは中日、ロッテ、巨人と練習試合を実施。合計5試合(日本ハムとは2試合)で11得点を挙げた一方で60失点と“投壊”。さらに48四死球(四球39、死球9)と春先とはいえ、明らかに精彩を欠いた状態に陥っている。

 さすがの内容の悪さには指揮官も頭を悩ませる。韓国誌『スポーツ秋春』によれば、パク・ジンマン監督は「練習ばかりで実戦感覚がまだ上がっていない状態」と漏らしたという。

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