【巨人】開幕ローテのグリフィンも抹消 投打にケガ人続出で期待される「救世主」とは

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 また、この2人以外にもチームは若手投手陣が多いとあって、期待を集める。高卒プロ6年目の左腕・横川凱も一軍の先発ローテに入って欲しいひとりだ。オープン戦でも3試合連続無失点と好投したが、チーム編成の都合で開幕1軍入りは果たせず。ただ7日のイースタン・DeNA戦でも5回5安打1失点、5奪三振と着々と結果を残しており、早い時期に1軍舞台に上がってくることが予想される。

 ほかにもチームでは外野手でもケガ人が増えてきた。開幕戦を「3番・右翼」で先発出場、2ランと好守でチームを盛り立てた梶谷隆幸は左膝の違和感で4月3日に出場選手登録を抹消された。4月7日のDeNA戦(東京ドーム)でも、丸佳浩が右ハムストリングに違和感を訴えて途中交代。丸は抹消せずに様子を見ることになったが、心配な事態が続いている。

 チームでは2年目の萩尾匡也やドラフト3位ルーキーの佐々木俊輔など楽しみな若手も増えてきている。一方で開幕一軍入りを勝ち取った浅野翔吾は3試合9打数無安打で8日に2軍降格となった。高卒4年目野手の秋広優人も2軍で伸び悩んでおり、巻き返しが期待されている。

 巨人は現在勝率5割と一進一退の戦いを続けている。打線においても多くの選手を様々な打順で起用するなど、まだ固める時期とは考えてないようだ。ただ上位進出を狙うためには先発ローテの整備が重要となり、強打の外野手も今後は補強ポイントとなりうる。

 メジャー通算178発の新助っ人ルーグネッド・オドーアが開幕直前にファーム行きを拒否して退団となったこともあり、現在チームは5年ぶりの日本球界復帰が有力となった筒香嘉智の獲得が噂されている。

 4年ぶりのV奪回へ向け、阿部巨人の動きがにわかに慌ただしくなってきた。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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