日ハム・近藤の流出が決定的と見られる「理由」 ささやかれる現場との「温度差」とは
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今オフのFA戦線において各球団、動きが出てきている。
広島の西川龍馬外野手(27)は22日、今季取得した国内FA権を行使せずに残留すると表明した。単年契約となる見込み。
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大きな決め手となったのは新井新監督の存在にあったようだ。就任会見の前日に電話で慰留され「僕が一番最初に僕が思っていることを伝えて、その上で『もちろん必要だ』と言ってもらえた」と率直なラブコールが胸に響いたという。すでに新指揮官に残留を報告。「『ホッとした』と言ってもらえたので、来年はしっかり頑張ろうと思います」と決意を新たにした。
同日、西武でも外崎修汰内野手(29)が残留すると発表した。今季国内FA権を取得、去就が注目されていた。
外崎は球団を通じて「球団から良い評価をしていただき、またチームに必要だと言っていただけたことが、とてもうれしかったです」とコメント。続けて「今年で8年目になりますが、チームメートをはじめスタッフの方々も、とても良い環境でプレーをさせてくれるところも、残留を決めた理由の1つです」とチーム愛が決め手になったと語った。
西武としても、正捕手の森友哉、守備の要である外崎の残留は重要項目として挙がっていただけに、まずはほっと一息といったところだろう。外崎は4年契約を結ぶ見込みだという。
残留発表には両球団のファンからもネット上に「ありがとう!」と喜びの声があふれた。