日ハム・近藤FA問題 「年内には決めたい」発言が波紋 ささやかれる「森との差」
スピード決着となった森は23日に行われた西武のファン感謝イベントにスーツ姿で登場。「9年間、いいときも悪いときも熱い声援をしてくださったライオンズファンの皆様、本当にありがとうございました。1度しかないプロ野球人生を自分なりに悩み、考え抜いた結果、新しい環境で野球することを決めました」と感謝の1分間スピーチを披露。西武ファンからも新天地に向かう森には惜しみない拍手が送られたという。
この森の行動にはこんな声も上がる。
「FA移籍する選手としては理想的な形。しっかり古巣のファンにも挨拶を行い、仁義を切った上で移籍できる。同一リーグに移籍ということで、これからも頻繁に対戦する。遺恨も残したくないはず。今回の森の行動は男を上げました」(放送関係者)
一方、近藤をめぐっては、ソフトバンクがすでに複数回交渉を行い、年俸を上乗せしていることも明らかになっている。
「近藤の意図ではないでしょうが、去就が決まらないことでどんどんマネーゲームが激しくなっていく側面もある」(同)
獲得を熱望するソフトバンクは、すでに6年30億円の超大型契約を提示しているともいわれる。
近藤にとっては残りのプロ野球人生にも関わってくる大事な決断。じっくり時間をかけたい気持ちも理解できるが、周囲の環境を見渡す余裕も必要なようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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