混セの"主役"を張れるか 注目集める井上中日の「右の長距離砲」 OPS「1.279」に高まる期待

ブライト健太の本格覚醒なるか(C)産経新聞社
セ・リーグでは開幕から対戦が各球団、一回り。首位の広島から6位の中日まで全6球団が2.5ゲーム差以内(13日現在)とまれにみる混戦模様となっている。
対戦球団が一回りとなったことで選手の入れ替えも激しくなってきたが、中日では開幕から4番を務めた石川昂弥が2軍降格となったことも話題を集めた。
開幕から4番を務め、全13試合で打率・160、3打点、0本塁打と打撃で結果を残せず、12日に登録抹消。かわって高橋周平が昇格した。
4番に2年連続20本塁打をマークしている細川成也を配置、新たなクリーンアップが注目される中、期待を集めているのはロマン砲のブライト健太にもある。
大卒4年目の26歳シーズン、まさにプレイヤーとして脂が乗る時期だ。打撃のパンチ力は認められており、今季は6日のヤクルト戦(神宮)で1号ソロ、9日の広島戦(バンテリン)では同点で迎えた8回に代打で出場、二死二、三塁の好機に、右中間フェンス直撃の2点適時打をマークと調子を上げてきた。
今季は10試合に出場し、打率「.333」、1本塁打、2二塁打、3打点。長打率と出塁率をあわせたOPSは驚異の「1.279」をマーク。得点圏打率も「.667」(すべて13日現在)と高いアベレージを残している。
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