「居場所はない」ドジャース地区優勝の裏で…キム・ヘソンの立場を母国メディアが憂慮「ポストシーズン出場が危うい」
キム・ヘソンにポストシーズン出場のチャンスは訪れるか(C)Getty Images
ドジャースは現地時間9月25日に、敵地チェイスフィールドで行われたダイヤモンドバックス戦に8-0で大勝。4年連続の地区優勝を決めた。
先発登板した山本由伸が6回無失点7奪三振の力投で、今季12勝目。「1番・DH」で出場した大谷翔平は、4回一死三塁の第3打席で、自己最多に並ぶ54号2ランを右中間にあるプールに放り込んでみせた。
【動画】大谷翔平も笑顔!キム・ヘソンがメジャー初アーチのシーン
試合後には歓喜のシャンパンファイトが行われたが、複雑な胸中なのがキム・ヘソンの動向を注視する韓国メディアだ。キム・ヘソンはこの日の試合で6回に代走で途中出場。8回に回ってきた打席では、見逃し三振に倒れた。
『OSEN』は「なぜキム・ヘソンにこんな仕打ち?ひどいボール判定でまた三振…地区優勝も笑顔なし」と題した記事を掲載。8回の打席における初球は高めのボールゾーンであることを指摘し「地元放送局の『SportsNet LA』も戸惑った。実況のジョー・デイビスは『ワオ』と叫んで、驚きを表した」と強調。同メディアは15日のジャイアンツ戦でも、「不当な」ストライク判定に泣かされたとしている。
キム・ヘソンは最近15試合連続で先発落ち。その間の途中出場も4試合にとどまっている。『OSEN』は「9月のロースターは28人だが、ポストシーズンは再び26名に減少する」と伝えた上で、キム・ヘソンの立場を憂慮している。






