世界に衝撃を生んだ三浦知良のJ復帰 還暦目前で抗う“永遠のストライカー”に欧米メディアも感嘆「年齢は関係ない」「意欲は衰えてない」
国内外のクラブを渡り歩き、41年目のキャリアを迎える三浦(C)Getty Images
国内外で“衝撃”を生む発表だった。12月30日、J3の福島ユナイテッドFCは、「キング・カズ」こと、元日本代表FWの三浦知良と、2026年6月30日までの期限付き移籍で獲得すると発表した。
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来年は2月26日に59歳の誕生日を迎える三浦。還暦を目前にするストライカーは、クラブの公式サイトで「サッカーに対する情熱は、年齢を重ねても変わることはありません」とコメント。「福島でプレーする機会をいただけたことに深く感謝すると共に、福島ユナイテッド FC の⼀員として熱く戦います」と誓った。
もっとも、ブラジルの名門サントスで始まった彼のプロキャリアは、サッカー選手としては、異例も異例な41年目。プレーする機会を得られるという事実は、とりわけ海外で一大トピックとなっている。
サッカーの母国であるイングランドの日刊紙『The Independent』は「1986年にキャリアをスタートさせた男は、新たな契約を締結した」と驚嘆。また、マドリードに拠点を置くスペイン紙『Marca』は、三浦を「日本の永遠なるストライカー」と表現。その上で、今回の福島での現役続行に「ミウラは何も諦めていない。2月に59歳を迎える彼だが、ボールを追いかける意欲は衰えていない」と目を見張った。





