メッツで「ウイルス性胃腸炎」が“流行” 千賀滉大も感染「点滴を受けて持てる力を出し切った」4回1失点で今季2敗目

ウイルス性胃腸炎の千賀が点滴を受けてマウンドに上がった(C)Getty Images
メッツの千賀滉大が現地時間5月1日(日本時間2日)、本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦に先発し、4回5安打6奪三振1失点の内容で今季2敗目となった。
現地スポーツ専門局『SNY』によると、チーム内で「ウイルス性胃腸炎」が流行しており、千賀も感染。外野手のブランドン・ニモも罹患していることがわかっている。
カルロス・メンドーサ監督は「彼も同じウイルスに感染した選手の一人です」と述べ、千賀は登板回避を打診されたものの、前日に点滴を受けてマウンドに上がった。指揮官は「彼は点滴を受けて持てる力を出し切った」と話したという。
同専門局は、体調が悪い中で先発の役割を担うために懸命に腕を振り、「4イニング(87球、50ストライク)を力強く投げ切った」と伝えた。
千賀は0-0で迎えた3回二死満塁の場面ではパビン・スミスから得意のフォークで空振り三振を奪い、ピンチでも堂々の投球を披露した。4回は一死一・二塁でアレク・トーマスに適時打を浴び、この回で降板した。
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