メッツ千賀滉大が”復帰”に向けて大きく前進!「順調に投げられてほっとしている」指揮官も「すべての球種を使いこなしていた」
千賀滉大が肩の故障後初めて打者と対戦した(C)Getty Images
メッツの千賀滉大が現地時間4月29日(日本時間30日)にライブBPを行い、右肩の故障で負傷者リスト(IL)入りしてから初めて打者と対戦した。
登板後に千賀のインタビューが球団公式YouTubeにアップされた。千賀は「順調に投げられて、まずはほっとしています。スピードがブルペンとバッター立ったときとの差がどれぐらい出るかなと思ったんですけど、90(マイル)中盤に乗ってくれましたし、まずまず良かったかなと思います」と、胸をなでおろした。
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さらに「不安なく今は終えているので、順調じゃないかなと思います」と、登板後の身体の状態について語ると、60日間の負傷者リスト(IL)が終わる現地時間5月27日(日本時間同28日)の復帰については「ここから投げていって大きな事故がない限りはその付近で戻れるんじゃないかなと思っています」と、前を見据えていた。
チームは現在、ア・リーグ東地区3位の14勝13敗という成績だが「良かったり悪かったりあると思いますけど。粘ってチームが勝つために皆やってるので、僕もその一員に早くなりたいなと思います」と、意気込みを述べた。
『AP通信』によると、千賀は21球の投げ込みを行ったという。また、カルロス・メンドーサ監督の千賀についてのコメントを伝えている。
それによると同監督は「ボールのリリースには迷いはなかった。彼はすべての球種を使いこなしていた」とし、「彼が離脱して以来、私が言い続けてきたのは、どうやって立ち直るのかということだ。最大の勝負は明日と明後日だ。でも今のところ、彼はかなり元気そうに見えた」と、今後の予定に触れつつ、登板後の千賀の様子を気遣った。