“防御率王”の千賀滉大に暗雲…長期離脱の可能性浮上で送球ミスの主砲アロンソは落胆「本当に申し訳ない。最悪の結果になった」
自身の送球エラーが原因となり、打ちひしがれたアロンソに対して「こういうことは野球ではよくあることだ」と声をかけたというメンドーサ監督は、千賀からのメッセージとして「センガはクラブハウスに戻ってから、通訳を通して我々にこういった。『ジャンプをする一歩前に違和感を覚えたんだ。だからピートには気にするなと言ってくれ』とね」と告白。32歳の右腕が主砲を慮っていたことを公にした。
それでも大砲の複雑な想いはぬぐい切れない。以前から送球能力に課題を抱えていたアロンソは、「うーん……、正直に言って、こういうことに関わってしまうのは本当に嫌なんだ。誰であれ、誰かが怪我をするのは見たくない」と吐露。やりきれない胸中を打ち明けている。
「シーズン中は色々なことが起こる。それは分かっている。でも、今日に関しては『なんでこんなことになってしまったんだ』と思う。みんなのサポートには本当に感謝をしているけど、それでも、あのプレーの結果が変わるわけじゃないんだよね。アウトは取れたけど、その代償が大きすぎるよ」
繰り返すが、今回のプレーは不可抗力である。それだけに千賀が「気にするな」とカバーしたように、アロンゾが気落ちせずにふたたび守備に就くことを願うばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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