止まらない近本の連続試合安打 その裏に隠されたディマジオ、イチローら先人たちが残した記録の偉大さ

タグ: , , , 2022/7/2

 もっとも一部マニアの間で語り草になっている裏記録も存在する。それがイチローが2軍戦で2シーズンにまたがって続けた「46」試合連続安打だ。

 高卒1年目の1992年6月20日の広島戦から、翌1993年8月8日の阪神戦まで。当時は1、2軍を行ったり来たりという立場にあり、安打を放った試合は飛び飛びではあるのだが、1年以上にわたって2軍戦で安打を放ち続けたのだ。

 翌1994年には鈴木一朗から「イチロー」に登録名を変えて、大ブレークを果たすことになる。前述した1軍での「23」試合連続安打を残したのもこの年だ。しかもこのシーズン、2度にわたって「23」を記録している。記録が途絶えた際には四球もついてまわり、連続試合出塁に括れば「69」まで数字を伸ばしていた。これは今も残るNPB記録だ。ちなみに2位も翌1995年にイチローが残した「67」。当時のイチローの別次元の打撃が浮き彫りになる数字だ。

 先人たちの偉業は功績の大きさを押しつけてくるかのようだが、今は現在進行形の近本に目を向けたい。高橋慶彦の記録も迫りつつ、歴代2位の1971年長池徳二(阪急)の「32」、同3位の2015年秋山翔吾(西武)の「31」も視界に入る位置まで来た。なかなかチームの成績が上がらず気持ちの上でも難しいところかもしれないが、1つでも多く数字を積み上げてもらいたい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】55万票差も逆転は十分に可能 手負いのアルバレスを追う大谷翔平に球宴トップ選出の勝機アリ?!
【関連記事】「阪神の試合からは気持ちが感じられない」チームと西勇輝の課題とは? 日本一の投手コーチ 佐藤義則氏が語る
【野球観戦イベント】7/18(月・祝)ロッテvsソフトバンク戦 元沢村賞投手『攝津正』が全力でファンと交流!野球観戦バー「サークルチェンジ」と「CoCoKARAnextオンライン野球居酒屋」が共同でリアル&オンライン野球イベントを開催!


【野球観戦イベント】7/18(月・祝)ロッテvsソフトバンク戦 元沢村賞投手『攝津正』が全力でファンと交流!野球観戦バー「サークルチェンジ」と「CoCoKARAnextオンライン野球居酒屋」が共同でリアル&オンライン野球イベントを開催!

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム