「近本の復帰がデカい」広島に2勝1分けで首位奪取の阪神、球界OBが”不動の1番”を高評価
優勝を目指す阪神にとって近本はやはり欠かせない存在だ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神は7月28日から広島との首位攻防3連戦を2勝1分け、首位奪取に成功した。勝ち越した要因のひとつとして、1番・近本光司、2番・中野拓夢、3番・森下翔太、4番・大山悠輔、5番・佐藤輝明の上位打線を固定できていることが挙げられる。
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その中でも右肋骨骨折で離脱した近本の復帰はチームに大きな影響をもたらしており、野球解説者もその存在感の大きさを評価している。現役時代にロッテで活躍した里崎智也氏が自身のYouTubeチャンネルにて、近本の働きついてコメントした。里崎氏は30日の試合で阪神が先制した3回裏の攻撃を振り返る。先頭の小幡竜平がヒットで出塁して、伊藤将司が送りバントを決め、近本もヒットを放ってチャンスを拡大。1アウト一、三塁で中野を迎えた場面を回想して、「中野のセカンドゴロの間に1点取るんだけど、その前に近本がしっかり盗塁してる」という。
中野の打席の初球に近本は盗塁を成功させており、里崎氏は「ダブルプレーの危険性がなくなってっていう」と話す。近本が盗塁していなかったらダブルプレーで先制のチャンスを潰していた可能性もあるだけに、見事盗塁を成功させた近本を称賛した。
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