期待が高まった“韓国のメッシ”が落選 バルサにいた元天才少年に突き付けられたW杯メンバー漏れの現実「最後まで無視された」

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 しかし、結果は落選。ホン・ミョンボ監督は「代表として長く貢献していた部分が重要だった。私が一緒に作り上げてきた組織的な部分を無視できなかった」と説明。短期決戦においてポイントとなるチームケミストリーに重きを置いた選考であるとした。

 そもそも今回の韓国代表における国内組は、7人。そのうち5人がGKとDF。攻撃的MFを含めた前線は海外組が占めている。そうした編成を見るに、イ・スンウは地力不足と見られた感もある。

 だが、Kリーグで異彩を放つ天才に期待を寄せていた国内メディアでは、落選を嘆く声が噴出した。韓国のスポーツメディア『OSEN』は「ホン・ミョンボ監督はサプライズ抜擢の代わりに、確実に計算ができる選手たちに心血を傾けた」と今回のメンバーを分析。その上でイ・スンウの落選を「最も残念。彼はKリーグで最高クラスの選手に仕上がっていた」と強調した。

「ホン・ミョンボの頭に彼の存在は毛頭なかった。指揮官は既存のメンバーによる組織力を優先したのだ。かつて『韓国サッカーの未来』と言われた男は、2列目からの飛び出しとドリブル能力で守備を切り裂くことができる数少ない選手だ。スーパーサブとして試合の流れを一気に変えうる個人技を持つ選手という点で、他の誰ともタイプが異なる。ジョーカーとして彼ほど機能する選手はいないが、最後まで無視された」

 サプライズによる話題性よりも確実な組織づくりを重視した韓国。はたして、その決断は吉と出るか、否か。現地時間6月12日に迎えるチェコ代表とのグループ初戦から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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