止まらぬイ・ジョンフに「イチロー&ゴジラ超え」の可能性 韓国メディアは“ダイエー伝説助っ人”と比較「アジア新記録を狙える」
また、韓国のニュース局『CBS News』は、1989年にジャイアンツに在籍し、ナショナルリーグのMVPに輝いたケビン・ミッチェルを引き合いに出して「MVPイヤーに47本塁打を放ったミッチェルとのパワー面で比較はできないが、今季のイ・ジョンフが記録する凄まじいペースはレジェンドの名前を呼び起こした」と絶賛した。
ちなみ同局が掘り起こしたミッチェルとは、MVPを獲得した1989年に打率.291、47本塁打、125打点、OPS1.023を記録した“大打者”であり、一方で日本球界でも知られた“伝説的なダメ助っ人”でもある。1995年に当時のダイエー(現ソフトバンク)に電撃入団したのだが、「古傷が痛い」とケガや病気を理由に欠場を繰り返し、2度も無断帰国。ついには球団が愛想を尽かされ、わずか37試合で退団した、あのミッチェルだ。
話は逸れたが、そんな“レジェンド”と比較されるほどに、今季のイ・ジョンフは絶好調である。開幕前から自信を見せていたバットマンだけに、ここからどこまで数字を伸ばすかは実に興味深いところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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