日本ハム・清宮幸太郎 「今季1号」もレギュラーが不安視される「理由」
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待望の一発とはいかなかったようだ。
日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)が9日、韓国プロ野球・サムスンとの練習試合(沖縄・名護)に「5番・一塁」で先発出場。2回の第1打席で「今季1号本塁打」を放った。
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両軍無得点で迎えた2回無死二塁。相手左腕の内寄りの球にしっかり反応、ライナー性の打球が右翼席に飛び込んだ。
先制2ランを放つも、清宮の表情はさえなかった。実はこの場面、進塁打のサインが出ていた。「とにかく1点を取りにいこうと。まあ、進塁はさせたかな」と新庄剛志監督(51)も苦笑いを浮かべるしかなかった。
清宮は本塁打の場面を振り返って「やっちゃった」と反省。「でもヒットコースだったので、まあ、いいか」と前向きにとらえた。
昨季18本塁打とキャリアハイの成績を残した清宮にとっては今季こそ真価が問われるシーズンになるといわれている。
かつて新庄監督も、野村佑希(22)、万波中正(22)とともに3人がチームのクリーンアップを打つ日を夢見ていると語るときもあったが、新球場元年となる今年は目指す優勝に向け、欠かせないピースとなることが求められる。
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