日ハム・清宮「激やせ」でも解消されない「あの不安ポイント」とは
日本ハム・清宮幸太郎内野手(22)をめぐり、期待と不安の声が交錯している。周囲を驚かせたのはソフトバンク・柳田との合同自主トレの姿だった。新庄監督から減量指令を受けたこともあり、約10キロ近くの減量に成功。キレのある体で「ニュー清宮」をアピールする一方で不安視されている部分もあるという。
公称103キロだった体重は現在は徹底した食事管理とハードな練習をで10キロ近くの減量で「今は94キロ~95キロぐらい」(清宮)。シャープになった顔つきからは今季に賭ける意気込みが伝わってくる。本人も「やっぱり動きやすいです。あまり疲れないですし」と減量効果に手ごたえを感じている様子を見せた。
キレのある体で走攻守ともに好影響も期待される一方で、清宮の持ち味ともいえるパワー面が危惧されている。鍵を握るのは筋力と見られている。
「あの大谷もプロ入り直後から計画立てて、筋トレを行ったことで、あそこまで飛ばせる体になった。減量は故障を減らすことにもつながり、いいことも多いが、飛ばすためのメソッドをいかに確立できるかが大事」(球界関係者)。
極端な減量は長距離砲にとってはパワー不足に陥る可能性もある。そのためにも筋力をつけることが求められる。
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