日ハム・清宮 ダイエット指令も「真の矯正ポイント」とは
いよいよ覚醒なるか。日本ハムの期待枠、プロ4年目の清宮幸太郎内野手(22)が「ビッグボス」こと新庄剛志監督(49)から初指導を受けた。
秋季キャンプを行う沖縄・国頭(くにがみ)での視察2日目となった9日、「メス」を入れたのはチームきっての期待の星だった。打撃練習を終えた清宮に対し新庄監督は「ちょっとデブじゃね?ちょっとやせない?」と単刀直入に斬り込んだ。公称103キロの清宮だが、以前から「太め残り」が指摘されていた。
「やせてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖い」と不安を打ち明けた清宮に対しては「今もそんなに打球は飛んでないよ」とバッサリ。その上で「昔の方が、もっと飛んでいた。昔の方がスリムじゃなかった? それは、キレがあったから。やせた方がモテるよ。格好いいよ」と『新庄節』を交えながら、ダイエットの勧めだ。
清宮は今季プロ4年目にして初めて一軍昇格なしに終わった。イースタン・リーグで106試合に出場し19本塁打、1割9分9厘、60打点の成績を残した。イースタンの本塁打王に輝いたとはいえ「出場試合数に比べたら、物足りない数字。何より打率が2割に満たないのは痛い。一軍昇格の最低ラインは3割超えです」(放送関係者)と打率のアベレージをあげることが求められていた。そのためには体のキレをもっと出すことが必要とあっての指揮官からのアドバイスだった。
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