日ハム・清宮 球宴初出場も「楽しんでいる場合ではない」 課せられた「宿題」とは

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 浮かれてばかりもいられない!?「マイナビオールスターゲーム2022」(7月26日・ペイペイドーム、27日・松山)のプラスワン投票の結果が22日、発表され、パ・リーグでは日本ハム・清宮幸太郎内野手(23)が選出された。

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 今季はここまで80試合に出場し、打率2割2分6厘、チームトップの11本塁打、23打点を記録。最後の一枠で、自身初めてとなる球宴出場が決まった。

清宮は球団を通じて「数ある選手の中から、こうしてファンの皆さんに選んでいただけたことは、とてもうれしい気持ちです。貴重な経験になると思うので、楽しんでプレーできればと思います。ホームスチールの準備はできています(笑い)」とコメント。

 指揮官の新庄監督は04年の球宴第2戦で単独ホームスチールを決めたことで有名。指揮官のお株を奪う暴れっぷりを予告した。

 一方で清宮にはリミットも迫っている。新型コロナ陽性判定の影響で、19日からチームを離脱している新庄監督は22日、自身のインスタグラムを更新。後半戦が始まる29日からの楽天3連戦(楽天生命パーク)からの復帰を明言。その上でビッグボスは「ベンチ以外でのファイターズの野球をじっくり見れば見るほど、ここを伸ばそう これを無くそう このミスは防げる といったことがベンチでは見えない部分がよく見え勉強になります」とコメント。

 監督がチームを離れている間は、5連敗中と苦境にあえぐチームの戦いぶりをじっくり見られていることで、改めて後半戦に向け様々な課題を確認しているようだ。今季は開幕から「1年間はトライアウト」と公言。若手を積極的に起用し、2軍との入れ替えも頻繁に行っていたが、球宴開けの29日からは固定メンバーで戦うことを既に明言している。

 シビアな目は清宮にも向けられる可能性はある。一時は好調だった清宮も最近は23打席連続無安打と調子を落としている。期待される一発も9日のソフトバンク戦で11号をマークして以来、出ていない。

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