千賀滉大がメッツ入り 日本人の在籍はメジャー球団最多の15人目に その理由はあの名将がいたから?
ニューヨークは野球熱も高いが、伝統を重んじるア・リーグのヤンキースと比較すると1962年創立のメッツは下町的なファンが多い。ふがいないプレーが目立つ場合は辛辣なブーイングが平気で飛ぶとされる。今季は101勝しながら地区優勝できず、プレーオフもワイルドカードシリーズで敗北。ファンを大いに落胆させた。
そこでチームは補強に本腰を入れた。2021年にオーナーに就任したスティーブ・コーエン氏はFA市場に大金をつぎ込み、前アストロズでサイ・ヤング賞3度のジャスティン・バーランダー投手を獲得。来季も球団に残留する通算201勝のマックス・シャーザー投手と千賀を含めた3人を軸に先発を回していくとみられている。
特に千賀が操るハイスピードで落差の大きい「お化けフォーク」はメジャーでも大きな武器となるのは確実。契約内容にはトレード拒否権なども含まれているようで、このまま5年間フルに在籍し続ける可能性もある。どこまでメッツで勝ち星を量産できるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】ロッテの金子誠戦略コーチが佐々木朗希と清宮幸太郎を語る「佐々木の直球は目で追いきれない」「清宮はいい時期が1週間あったら、悪い時期が3週間ある」
【関連記事】巨人・小林誠司が正捕手獲りに名乗り 「身内」から求められる「打撃成績」とは
【関連記事】原巨人 現役ドラフトで「オコエ獲得」の衝撃 早くもささやかれる「不安材料」とは