メジャー移籍を目指す千賀、藤浪の動きに米メディアが熱視線!期待の一方で弱点も指摘「存在を誇示できていない」「健康維持に問題が」
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今オフ、2人の日本人投手が海を渡る決意を表している。ソフトバンクの千賀滉大と阪神の藤浪晋太郎だ。
千賀は兼ねてよりメジャー挑戦を公言しており、これまでも球団と様々な交渉を行なってきた。そして、シーズン中に海外FA権を取得し、ソフトバンクがクライマックスシリーズの戦いを終えると、権利行使を宣言した。
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また、藤浪もシーズン終了後、ポスティングでのメジャー移籍の意思を表明し、球団がこれを容認したことで、本格的に米球界でのプレーを目指すこととなった。
両投手のこれらの動きはすでに米国内からも熱視線が送られてきており、ストーブリーグの話題で2人の名前を扱うメディアも少なくない。
スポーツサイト『SB NATION』では、メジャー移籍を目指す千賀、藤浪の特集記事を配信。両投手の経歴や特徴などを伝えている。
同メディアは藤浪について「フジナミは、ショウヘイ・オオタニのライバルとして、2012年秋のNPBドラフトの1位指名をめぐって争った。両投手とも翌シーズンにさっそくNPBデビューを果たすなど、熱いスタートを切った」として、大谷翔平と同期であることを紹介。
また「正直なところ、過去にオールスターに出場しているにもかかわらず、外から見ると、フジナミはプロスペクトとしての存在をNPBで誇示できていないように見える」と近年のパフォーマンスを振り返っている。
一方で「2022年、フジナミはメインステージに復帰した。先発としての日々は終わったようだが、ブルペンからの投手として、成功を取り戻した。その速球とコントロールが消えなければ、(MLBでも)ブルペンで面白い武器になることができるだろう」と期待を述べた。