「深刻な状況に陥った」と仏紙報道…板倉滉と浅野拓磨が靭帯損傷でW杯出場に黄信号 「悪い知らせが届いた」
(C)Getty Images
サッカー日本代表に緊急事態発生だ。
ドイツのブンデスリーガでプレーする、ボルシアMGの板倉滉と、ボーフムの浅野拓磨が負傷し、両選手ともクラブから戦線離脱することが発表された。
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板倉は今週火曜日の練習中に左ヒザの靱帯を断裂したことが伝えられた。浅野はリーグ第6節のシャルケ戦で先発したものの、相手選手との接触で右ヒザを痛めて4分でピッチを後にしており、靱帯の部分断裂だったことが、クラブから発表されている。
ともに、日本代表では11月のワールドカップでも活躍が期待されており、所属クラブでもレギュラーとしてプレーし、欧州で存在感を示してきた。日本人プレーヤーとして評価が高まり続けていた両選手の負傷に、海外の複数メディアが反応を示している。
フランスの『L’ÉQUIPE』紙では「ワールドカップ前にコウ・イタクラとタクマ・アサノが深刻な状況に陥った。イタクラは片ヒザの内側側副靱帯を部分断裂し、アサノは右ヒザの内側靱帯を断裂した。ワールドカップでドイツ、スペイン、コスタリカのグループに入った日本は、今週末のブンデスリーガで 2 人の選手を失う可能性がある」として負傷により2人のワールドカップ出場が困難になったと記している。
アルゼンチンメディア『Infobae』は、板倉の負傷について「火曜日に悪い知らせが届いたのだ。ドイツのクラブによると、火曜日の交代要員とのトレーニング中にタックルを受け、左ひざに重傷を負ったとのことだ」として、当時の状況を説明。さらに「クラブは彼がワールドカップ中断前に復帰することは不可能であることを明言している」と、復帰に2ヶ月以上を要するとの見解も綴っている。
また浅野についても「ボーフムは、ストライカーのアサノが右ヒザを痛め、今後数週間欠場することを発表した」と、当面、ピッチから離れることを報じた。
同メディアによると、両選手とも負傷箇所の手術は行わず治療していくことも明かされている。ワールドカップを目前にし、もちろんクラブでも大きな期待が寄せられていただけに悔やみきれないアクシデントとなってしまった。板倉、浅野、両プレーヤーの早期の回復を願うばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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