阪神元コーチが終盤戦&CSで期待する虎の先発投手とは?「結果がついてくれば状態も上がってくる」
徐々に状態を上げている青柳。CSでの奮闘にも期待したい(C)Getty Images
阪神の青柳晃洋が徐々に存在感を示している。9月2日のヤクルト戦に登板して被安打6、四死球3と再三ランナーを出しながらも5回途中3失点にまとめて今季7勝目を飾った。まだまだ絶好調とは言えないが、粘りの投球を続けており、3年連続の二桁勝利も射程圏内だ。
【関連記事】球界では超異例のスピード採用の「岡田ルール」 一番の背景は高まったファンたちからの声か
エースが本来の姿を取り戻しつつある状況を、野球解説者はどう見ているのだろうか。かつて岡田彰布監督の下で投手コーチも務めた阪神OBの中西清起氏が自身のYouTubeチャンネルにて、2日の青柳のマウンドについて語った。
中西氏は「球数的には80球いってない状況でもう少しっていうところなんですけど、今シーズンの状態を見ると5回投げられればっていう感じ」「3失点して、やっぱり本来の青柳の状態ではないです」と及第点ではあるものの、まだまだ状態は良くないという。
ただ、「なんやかんや言って7勝してきたんで、そういう意味では 結果がついてくれば状態も徐々に上がってくる」と前向きな発言も見られ、「そういう意味では、終盤これからのCSも含めて状態を上げていって、そういうピースになってことないとダメ」と今後の活躍を期待した。
1 2