堀口恭司、マンハッタンの街中で公開スパー、UFC時代以来の米での試合に勝つと史上初の2団体同時王者
UFC時代以来のアメリカでの試合、金網での試合について
記者: UFC時代以来のアメリカでの試合です。おかえりなさい!アメリカでの試合はいかがですか?
堀口: そうですね、懐かしいですね。アメリカが好きですし、とても興奮しています。
記者: 久しぶりにアメリカでの試合となります。
堀口: ベラトールで、アメリカで戦える事が凄く嬉しくて、そしてタイトルマッチにすぐ抜擢して頂いて光栄です。
記者: 日本のRIZINで素晴らしい戦いをしていて、チャンピオンなのに、なぜリスクをおかしてまで、今回の戦いに挑む事を決めたのでしょうか?
堀口: MMA自体をもっともっと大きく、格闘技自体をもっともっと有名にしたい。(RIZINとベラトール)両方のベルトを自分が獲る事によって、両方の意味で、日本も盛り上がるし、世界でも盛り上がるかな、と思って決意しました。
記者: もし勝つと史上初の2団体でのチャンピオンとなる偉業を成し遂げる事になりますが、それはあなたにとってどのような意味を持ちますか?
堀口: 自分にとってではなく、MMA全体にとって良い影響になるのではないかと思っています。
自分が初めて2つの団体のベルトを獲る事によって、格闘技界に新しい流れができてくるのではないかと思います。例えば、UFCのチャンピオンと戦うとか、色々な事が可能になってくるのかな、と思っています。
記者: リングと金網の違いに関しては?
堀口: 何も変わらないです。関係ないです、試合するだけです。
自分はもともとケージ(金網)の方が得意なので、全然問題ないです。練習環境として、自分が所属しているアメリカン・トップ・チームはケージが多くて、むしろリングが無いので、やりやすいですね。
リングに比べて広いので、やりやすいです。
記者: UFC時代の堀口選手と今の堀口選手、何が違うのでしょうか??
堀口: トータルで全てスキルアップしています。寝技も、立ち技もアップしていて、コンプリートファイターになっていると思います。
記者: この試合に勝つと世界のバンタム級のランキングが群雄割拠となります。セフード選手もこの前良い試合をしました。
堀口: この試合に勝つと、トップと並ぶくらいになるのではないかと思います。
記者: あなたはとても謙虚ですね。
堀口: (英語で)オフコース、アイアム日本人、ハハハ!
NYで試合をする事について
記者: NYへ入って調子はいかがでしょうか??
堀口: (英語で)とても良いですね。でも、デカいビルばかりで戸惑っています。僕は自然の中が好きです(笑)。
(拠点としている)フロリダと時差が無いので、バッチリです。
記者: NYは初めてですか?
堀口: 2回目ですが、試合をするのは初めてです。
記者: マディソンスクエアガーデンでやると言う事に関して、何か特別な思い入れはありますでしょうか?
堀口: う~ん、みんなそれを聞くんですけど、自分にとってはどこでやろうと、普通ですね…(笑)。どこでやろうと、自分の良いパフォーマンスを見せる事ができれば、と。