堀口恭司、マンハッタンの街中で公開スパー、UFC時代以来の米での試合に勝つと史上初の2団体同時王者
日本を代表すると言う事
記者: 先ほどの外での公開練習ではRIZINのグローブを付けていましたが、RIZINを代表すると言うプライドがありますか?
堀口: あります。それと同時に、MMA自体を盛り上げていきたい気持ちがあります。
記者: 前回コールドウェルと対戦した時と、今回の違いはなんでしょうか?
堀口: (英語で)え?リングでやるか、金網かの違いだけだと思います(笑)。そんなに変わらないと思います。
記者: なぜ1戦目、あのような一本勝ちができたのでしょうか?
堀口: コールドウェル対策で色々と分析をしていた中で、あのようなギロチンで負けているところを見ていたので、それを自分もやろうと思って練習して来ました。
記者: 一度やっている相手と再びやると言う事は、前回とは気持ちは違うのでしょうか??
堀口: 気持ちは変わらないですけど、前回戦った時に比べると自分の技も見ていますし、体験していますし、強くなっていると思います。自分もそれに負けない練習をしてきたので、また違った戦いになるかと思います。
練習内容は変わらないですけど、前回戦ってこちらの戦い方、動き方も分かっていると思うので、その上での対策、準備もしています。
記者: 今回、コールドウェルは前回より良い状態で来ると思いますか?
堀口: 日本のリングとかに慣れていなかったと思うし、顔見ても調子良くなさそうだったので、今回、彼を違う選手だと思って戦おうと思っています。
記者: コールドウェル選手が、この試合に勝ったらヘンリー・セフード、スタリーンとかUFCのトップ選手達とやりたいと言っていましたが、あなたであれば、彼らと対戦するとしたらどのような試合ができると思いますか?
堀口: 自分自身、渡り合えると思っているので、まずはこの試合にしっかり勝って、その後にそう言う事を考えようかな、と思っています。
記者: 今回、コールドウェルが勝ったとしたら1勝1敗だけど、3戦目はあるんでしょうか?
堀口: う~ん、今回倒す事しか考えていないんで…。
記者: 今回、タイトルマッチなのですが、メインカードの最初の試合ですが。
堀口: いやー、自分は相手を倒すだけなので。
模範生・堀口恭司、寮の名前が「Horiguchi Hall」と看板が掲げられる
記者: マイク・ブラウンコーチから学んだ事は?
堀口: 自分に足りなかった事を付け加えてくれて、自分が分からない事を指摘してくれて、それで成長できたと思います。
記者: コーチのマイク・ブラウンから、堀口選手はアメリカントップチームの寮に住んでいて、みんなの模範だから、寮の名前が「Horiguchi Hall」と名付けられたと聞きました。
堀口: ははは!ジムが1階、寮が2階だから、楽ですね(笑)。そんな名前を付けてもらって恐縮です(笑)。
記者: 驚きましたか?
堀口: 年末のRIZINを終えて、年明けに戻って来たら、そんな看板ができていたのでビックリしました(笑)。
記者: アメリカントップチームは家族のような感じですか?
堀口: そうですね、移籍してからはそこの一員と言う自覚がありますし、「ホリグチホール」と寮に名前が付いてからは、より一層、自分が頑張らなくてはと思いました。
記者: お父さんが腕相撲が強いと聞きました。今はどちらが強いですか?
堀口: (英語)父ですね(笑)。なぜか分からないですね(笑)。自分は毎日トレーニングしているのに(笑)。
記者: トレーニング以外は何をしているのですか?
堀口: 釣りです。あと、最近車を買ったので、それで出かけています。
その他、一問一答
記者: 同僚のキング・モーが引退しましたが、一言お願いします。
堀口: 一緒に練習してきたので寂しいですけど、コーチをやるみたいなので、また顔を合わせると思います。選手お疲れ様でした、これからコーチとしてよろしくお願い致します。
記者: RIZINの7月ではバンタム級の好カードが組まれていますが、誰が次、堀口選手の相手になると思います。
堀口: 分からないです。
記者: ファンへメッセージを。
堀口: Enjoy my fight!
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]