堀口恭司「アメリカ人がみんなマスクをしている」、コロナ禍のフロリダの様子を激白
—普段の生活はどんな感じですか?
自分はATTの2Fの寮で生活していて、練習しなかったら何もやることがないので、1Fに降りて練習をしています。
ジム(ATT)は一般会員の練習は休みで、プロのみが練習しています。だけど、日ごろに比べると練習に来る選手が少ないです。練習で来たいたプロ選手たちも徐々に少なくなって来ましたね…。やはり、感染の事とかあるので…。
今度のUFC(4月18日に予定されていたUFC249)にATTの同僚の選手で元アメフト選手のグレッグ・ハーディが出る予定でした。
グレッグは、寮に入って集中的に練習していたんですけど、コロナの事もあって家族のところに帰省していました。そんな中、急にUFCが無観客で開催される事になり、グレッグも急にそれに出る事が決まったので、慌ててATTに戻って来て、慌てて練習していました。
あまり練習できていなくて、いきなり2週間後試合って、結構キツイ(笑)。
結局、そのUFCも中止になりましたけど…。
—食事などはどうしてるのですか?
食事は基本的に自炊をしています。作り置きできて楽だから、カレーが多いですね。寮のリビングの冷蔵庫に作り置きした料理を置いているんですけど、ジムのみんな、インドカレーは慣れているけど、日本のカレーは見慣れないみたいで、誰も手を出してこないです(笑)。あとは気分転換に近くの池に行って、一人でボーっと釣りをしているくらいですかね。ジムも寮も普段と比べるとシーンとしていて静かです。
—現在の心境は?
コロナによって色々とダメになってしまう事もあるけれど、そこから必ず良くなると信じています。
自分の場合、朝倉海選手に負けたことで、改めて多くに人に支えられているということを実感して、もっと頑張らないといけないと思いました。そんな中での怪我(右膝前十字靭帯の断裂、半月板損傷)だったので、ファンの方に申し訳ないという気持ちが強かったけれど、しっかり休めと言うことだろうなと、前向きに捉えるようにしていました。
怪我をしてリハビリを経験したことで、栄養面の勉強をしたり、怪我をする前より新しいことを取り入れ、柔軟に考えるようになりました。悔しい思いも怪我もしましたけど、この経験を糧に逆にパフォーマンスは上がると思っています。
格闘家としては一回落ちたので、あとはもう上がっていくしかないです。そういう考え方は今の状況にも通ずるんじゃないかと思います。
—ファンへ一言
日本の報道も見ていますし、父親などの家族からも、日本で非常事態宣言が出ていると聞きました。
大変な状況ではありますが、自分のためにも、大切な周りの人たちのためにも、しっかりと手洗い、うがい、マスクなどできる限りの予防をして、前向きな気持ちで頑張っていきましょう。この難局を乗り切ったら、もっと健康的で、成長できる明るい未来が待っていると信じて。安全第一に、でもポジティブに過ごしていきましょう!
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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]