堀口恭司がこれからの格闘技界&無観客試合について持論を語る「思考を停止せず、自分にできる準備をする事が大事」

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 新型コロナウイルスの感染拡大が続き、その余波はスポーツ各界にも。

 4月19日横浜アリーナで開催が予定されていた「RIZIN.22」の中止が決定。

 世界中の格闘技やスポーツイベントの開催が自粛される中、「日本の総合格闘技の歴史上最高傑作」と言っても過言ではない、元RIZIN&Bellator世界バンタム級王者の堀口恭司がファンへの想いや今後の展望を語った。

【写真】フロリダでのリハビリ、オフの模様 https://cocokara-next.com/images/?post_id=23436&no=1


—4月18日に無観客大会として開催予定だったUFCが中止に。世界中で格闘技の試合ができない状態。

 SNSとかネットを見ていると、試合がない、試合が延期になったことをマイナスに捉えがちな選手が多いような気がします。自分の場合は、今のこの状況を準備期間だと思って、スキルアップにつなげる時間にすべきだと考えています。アメリカン・トップ・チーム(ATT)の同僚も同じ考えで、ポジティブに自分のスキルアップをしようとしか思っていないですね。

 今の世の中は暗い話ばかりですが、明るい未来を想像してやっていく必要があると思っています。この騒動の中で、思考を停止せず、自分にできる準備をすることが大事。

 今はコロナで全世界が大変な状況ですけど、コロナの恐怖がなくなった時には、格闘技ができなかった、観られなかったと言う欲求が爆発して、もっと格闘技業界が大きくなるんじゃないかと思っています。

 これは、格闘技のみならず、スポーツやエンターテイメントとかの業界全般に言えることだと思います。だからそこに向けて、格闘家としては準備するしかない。自分はそれに向けての準備期間としか考えていないです。特に自分は怪我からの復帰という過程もリンクしているので、尚更その思いは強いですね。





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