侍ジャパン、ヌートバーの人間性に中国メディアも熱視線!「まぎれもない熱意を感じさせる」「サインに多くの時間を費やした」【WBC】
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日本代表「侍ジャパン」は3月9日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)初戦の中国戦で8-1で白星を挙げ、期待通りの結果で3度目の大会制覇に向け一歩を踏み出した。
「史上最強」とも評される今大会の日本代表チームの中で見事なパフォーマンスを披露しているのがカージナルスのラーズ・ヌートバー(25)だ。プレーのお披露目となった阪神との強化試合では2安打を放ち、さらに中国戦でも初回、先頭打者で打席に立ち初球を鮮やかにセンター前にはじき返している。この日も複数安打を記録、先制のホームも踏むなど切り込み隊長の役割を果たした。
【動画】ヌートバーが守備でも魅せた!観衆を沸かせた中国戦のファンプレーの場面
さらに、3回には守備でも魅せた。セカンドの後ろに落ちるかと思われた打球に猛烈にチャージ、最後はスライディングキャッチで相手の出塁を防ぎ、大観衆を沸かせた。
果敢なプレーや、ベンチ内外でみせる明るい表情により、日本ベンチにポジティブな空気を生み出しているヌートバー。大いに日本の野球ファンにも受け入れられている25歳には海外メディアからも熱視線が送られており、中国メディア『運動視界』では代表チーム合流からの様子を伝えている。プレーのみならず、その人間性にもフォーカスしている。
同メディアは「言葉の壁があり、チームに加わったタイミングがキャンプの途中からだったにもかかわらず、日本のメディアが捉えた多くの映像ではほとんど笑顔をみせていた。身振り手振りでコミュニケーションをとり、まぎれもない熱意を感じさせていた」と合流直後の表情を伝えている。