「ちょっといただけない」中国戦に白星発進も球界OBから指摘された「2つのミス」【侍ジャパン】

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(C)Getty Images

 早い内に修正しておきたいところだ。「カーネクスト2023 WBC1次リーグ東京プール」が9日、東京ドームで開幕。B組の野球日本代表「侍ジャパン」は初戦の中国戦に臨み、8ー1と大勝した。

 「3番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(28)は4回を1安打無失点、打者として4回には2点適時打も放ち、二刀流で躍動。打線も爆発したが、細かいミスも指摘された。

【動画】日本ハム時代のチームメート、近藤にバッグハグと無邪気な姿も見せた大谷





 先発マウンドに立った大谷は序盤、制球に苦しみながらも最速160キロを記録するなど、中国打線を封じ込める。ヒーローインタビューでは「これだけ遅くまで残っていただいて感謝しています。でも、まだまだ声援は足りないので、もっともっと大きい声援をお願いします」とにっこり。投打にわたって、期待された役目をしっかり果たしてみせた。

 一方、ゲームは7回終了時点で3点差、終盤の追い上げでしっかり白星をものにしたが、残塁は「16」と拙攻も目立った。果たして、チームのほころびはどこにあったのか。

 この点について球界内からも様々な考察の声が出ている。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた高木豊氏は10日に自身のユーチューブチャンネルを更新。中国戦の内容を振り返ると共に、2つの「バッドポイント」を指摘した。

 初回1死満塁の場面、岡本和真(26)の浅い右飛で三塁走者の近藤健介(29)がタッチアップ、本塁へ滑り込んだがタッチアウトになった。この場面、捕球した捕手が進路を防いでいたようにも見えたため、直後、栗山監督がベンチを出て球審に確認する場面も。コリジョンルールをとられてもおかしくないシチュエーションだったが、判定が覆ることはなかった。

 このシーンについて高木氏は三塁走者の近藤のスタートも曖昧だったとしながら、「走るんだったら、走る、止まるんだったら、止まる。はっきりしたほうが良い、迷っているなら(走るのを)止めたほうが良い」とした。ここには三塁ベースコーチを務めるコーチの判断の兼ね合いもあるとし、精度を高めていく必要があるとした。背景には中国チームのデータも薄かったことが影響した可能性があると指摘したが、試合序盤のもったいないプレーだっただけに、「ちょっといただけないね」と苦言を呈した。

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