日本生まれの“韓国のイチロー”に吹く逆風 “最悪契約”の声に母国メディアも嘆き「1年目なのにもう悪評が…」
また、日刊紙『My Daily』は「衝撃だ」とワースト契約の“佳作”とされた『The Athletic』の記事に愕然。出場37試合で打率.262、2本塁打、8打点、OPS.641にとどまったイ・ジョンフの今季成績を紹介した上で、「彼の6年契約が悪質と指摘されてしまったのは事実だが、最悪の中の最悪ではない。デビューシーズンに肩の怪我で37試合しか出られなかったのだから、良い評価を受けられないのは当然だ」と強調。そして、25年シーズンの重要性を説いている。
「イ・ジョンフには2025年がかなり重要になる。もし、来年に球団の期待に応えられれば、米メディアからの見方も変えることができ、メジャーリーグでの長いキャリアの足掛かりも作れる。長期契約で挽回する時間は十分にある。1年目でメジャーリーグに適応し始めていたことを考えれば、来年は怪我や病気でなければうまくやれるはずだ」
米国内での評価とは裏腹に期待値が高まっているイ・ジョンフ。25歳のサラブレットの捲土重来の1年から目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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