日米両方でプレーしたレジェンド・助っ人外国人たち「日本だけで2000本」「日本では2本だけ、大リーグで2000本」
メジャー通算2095安打という記録を残し、2014年限りで引退。日本ではわずか2安打だが、結果的に日米通算2097安打ということとなる。
さらに日本プロ野球名球会は、助っ人選手の入会条件として以下のように定めている。米日通算と日米通算を区別するため、日本プロ野球での記録をスタート地点として安打数を計算していく、と。
ラミレスは日本プロ野球だけで2000安打したので文句なしにクリア。一方のソリアーノは、名球会の規定だけなら入会条件はクリアしているが、未だに名球会入りはしていない。既に引退から5年以上が経過しており、来日などが報じられることもないため、名球会側と双方ともに接触がないまま話は自然消滅したとみられる。
当然日本でキャリアをスタートさせたイチローは、メジャーで3000本以上の安打を積み上げた。空前絶後という形容詞が似合う偉業だが、ソリアーノが描いたキャリアも簡単には真似できないだろう。
現在、わずかな可能性の芽を持っていると言えるのが、鳴り物入りでソフトバンク入りしたソフトバンクのカーター・スチュワート投手か。彼が順調に成長し、後にメジャーへ逆輸入され、母国で200勝以上を積み上げた時には、再びソリアーノのサクセスストーリーが注目を集めるに違いない。
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