球界レジェンドが語る佐々木朗希の凄さ・・・完全試合の達成の影にあったのはマリン特有の「アレ」!?
「投高打低」と称される今年のプロ野球。
ロッテ・佐々木朗希が完全試合を達成したほか、ソフトバンク・東浜のノーヒットノーラン達成。さらには中日・大野も完全試合「未遂」を遂げるなど、投手陣の凄まじい活躍が目立つ。
その中でやはり球界を湧かせたのは、プロ野球史上最年少での達成となった、佐々木朗の完全試合(4月10日・オリックス戦)だろう。
【関連記事】メジャー通算100本塁打まであと1本の大谷翔平 恩師が語るその凄さ「彼は自分でやるべきことが全てわかっていた」
そんな佐々木朗の活躍について、近鉄等で活躍した金村義明氏、ロッテ一筋17年で活躍した初芝清氏、そしてミスターファイターズこと田中幸雄氏の3名が、スポーツアンカー・田中大貴氏のYouTubeチャンネル「アスリートチャンネル」に出演し、そのすごさを語った。
今回の完全試合達成を受け、初芝氏は
「今の時代に完全試合できるんだっていう感じですよね。近年はピッチャーは分業制で完投自体がそんなにない中ですからね」
と、「先発ー中継ぎー抑え」という役割分担が主流となっている現代野球のなかでの佐々木の偉業に感心。
その佐々木は、完全試合を達成した次の登板となった17日の日本ハム戦でも8回までパーフェクトピッチングを披露し史上初の偉業まであと一歩と迫った。
そんな右腕のピッチングを、幸雄氏はこのように語る。
「本当とんでもないボールを投げるなと思って見ていました。1試合目(4/10)の方がストレート・フォークともに素晴らしかったですね。2試合目(4/17)の方は、打者が真っ直ぐのタイミングがあっても、(バットが)ボールのしたに入っていますよね。差し込まれることも多かったでしょう。とにかく投げっぷりが非常に良かったですね」