原巨人 指揮官のブリンソン中堅起用明言で押し出される「選手の名前」
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巨人は29日、都内のホテルで新外国選手5人の入団会見を行なった。
ローテ―ション入りを期待されるタイラー・ビーディ投手(29=前パイレーツ)、フォスター・グリフィン投手(27=前ブルージェイズ)、セットアッパー候補でキューバ出身のヨアン・ロペス投手(30=前メッツ)、ヨアンデル・メンデス投手(28=メキシカンリーグ・モンテレイ)、唯一の野手となるルイス・ブリンソン外野手(28=前ジャイアンツ)と正に充実のラインアップとなった今季の新外国人選手。
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V奪回を目指す意味で心強い存在となりそうだが、中でも注目を集めるのは正中堅手候補のブリンソン外野手だ。走攻守そろった選手と前評判も高い新助っ人に関して原監督も会見で「私の中では彼がセンターをしっかり守る」と明言。打順に関しても「1番、2番、3番をしっかり打ってほしいなと思っています」と熱い期待の言葉が続いた。
ブリンソンも「たくさん勝利に貢献するプレーをして、何としても優勝したいという強い気持ちであふれています」とV奪回に向け、強い決意を示した。
ブリンソンへの期待が高まる中、同じく中堅争いを行う選手はハードなポジション争いが予想されている。
「入団会見ということで監督のリップサービスもあるが、相当ブリンソンに入れ込んでいることが伝わってくる。ほかの中堅を争う選手は相当頑張らないと苦しいのではないか」(球界関係者)