「相当バネがある」巨人のリードオフマン争いに新助っ人ブリンソンも!高木豊氏は「1番でも3番でも」と高評価
球団側とすればもう少しペースを上げてほしいと思う気持ちがあるかもしれないが、高木氏は長いシーズンを通して見ればしっかりと戦力になる選手だと目を細めた。そう感じさせる要因の一つには紅白戦での姿があった。同氏は、「実戦になると雰囲気が変わる。走った姿を見たら相当バネがあるよ。原監督に聞いたら『1番も考えてるんだよね』と言ってた。3拍子そろってる。そういう意味では1番でも3番でもいいと思う」と、その能力の高さに惚れ惚れ。1番での起用も十分あり得ると語った。
そんな巨人の1番打者争いが、オープン戦から激化している。25日に行われた広島とのオープン戦では、楽天から移籍したオコエ瑠偉外野手(25)が1番で起用され2打数1安打1四球、本盗を含む3試合連続盗塁を決めた。また、ここまで実戦17打数8安打、打率・471の猛アピールで、1番打者候補に名乗り出ている。
一方のブリンソンも、オープン戦初戦となった23日のヤクルト戦(浦添)で、来日1号となる3ランを放ち、26日にはDeNA戦で中堅越えの二塁打を放つなど、能力の高さをアピール。マイペースな調整の成果をオープン戦でしっかりと発揮している。新戦力たちの活躍が、優勝から遠のいているチームを救う存在になりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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