「一つのキャッチコピーのような戦いができている」西武、首位に0・5差!好調の理由、「新リードオフマン」の大きさを球界OBが解説

西川はリードオフマンとしてチームをけん引している(C)産経新聞社
西武が強い。20日の楽天戦(きたぎんボ―ルパーク)に1-0の完封勝利。首位の日本ハムに0・5差と迫っている。昨年の歴史的低迷からV字回復を果たした裏には何があるのか。球界内からも考察の声があがっている。
【優勝計画】”12球団トップクラスの〇〇‼︎”昨年最下位から何が変わった?現在2位の躍進の理由&優勝する為に必要な要素を語ります!【プロ野球】
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は20日に自身のYouTubeチャンネルに「【優勝計画】"12球団トップクラスの〇〇"昨年最下位から何が変わった?現在2位の躍進の理由&優勝する為に必要な要素を語ります!」と題した動画を更新。西武が2位と躍進した理由について考察を加えている。
高木氏は現在、西武が好調な理由に「やっぱりピッチャーはいいからな」と開幕投手を務めた今井達也含め、安定した先発、救援陣を誇る投手陣に強みがあるとした。
そして野手では「西川、渡部」と新リードオフマンに定着した西川愛也、ドラフト2位の強心臓ルーキー、渡部聖弥の存在が大きいとした。
攻撃パターンとしてリードオフマンの西川が初回に出て、2番の滝澤夏央も細かい動きができ、先取点をあげることができており「それがパターン化されている」「ピッチャーを揃えているチームの定石というかやってほしい攻撃だよね」と、しっかりとした得点パターンができているとした。
2番打者に関してもバントなどの細かい攻撃もでき、「非常に適材適所」で生かされているとした。その滝澤は20日の楽天戦で決勝適時打もマークした。